かさがたやまんのフォトダイアリー

丹波の山里から北播磨、兵庫丹波・京丹波の社寺風景を中心にお届けしています。

高齢者福祉お料理教室(10月)3品目・すり身団子の煮物

さて、3品目の紹介です。
 
では、先に写真をどうぞ。。。
 
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いつもお料理教室をしていて年配の方でも失敗が多いって言われるのが煮物です。
 
このすり身団子の煮物は、どうやって味付けしたんですかって聞かれるくらい大好評でした。
 
なぜかと言うと、あえて健康の為に限界まで薄味仕様にしたからなんですね。
 
薄味って簡単そうですが、ちょっと間違うと水臭くなるので本当は難しいんですね。
 
このすり身団子は、先程の友人から豆腐ハンバーグと一緒にサンプルとして提供してもらったものです。冷凍のがんもとかは、凍ったまま煮ていくんですが甘みから先に入れていかなくていいので最初に出し汁の味を決められるのがポイントなんですね。
 
普通は、煮物は砂糖から順番にいれていかないと失敗しますからね。
 
それで失敗する人が多いんですね。
 
でも、生協でもよく売ってますが冷凍のすりみ団子やがんも系は全体に一気に味が入っていきますから最初から完成された出し汁で煮込んでオッケーです。
 
この出し汁は、多い目の水を沸かして顆粒のだしの素を入れます。ちょっと薄い味くらいにしておいて砂糖を入れ過ぎないように加減して入れます。甘味を入れ過ぎると塩味を足してバランスをとるので、すぐに濃い味付けになってしまいますからね。
 
そこに、風味を出すのに味醂と酒をちょっとずついれて出し汁にします。
 
そこに、凍ったままのすりみ団子をいれて煮込んだものです。
 
これをサッと作りたかったので、冷凍の花形人参を使ったんですよ。
 
この人参なら、団子と一緒に入れて煮込んだらオッケーですからね。
 
これは、10人分で200円もかかってないかもしれませんね。