かさがたやまんのフォトダイアリー

丹波の山里から北播磨、兵庫丹波・京丹波の社寺風景を中心にお届けしています。

手延べ三輪素麺のふし

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

皆さん、こんばんは。

先程、大根端の味噌汁を紹介しましたが、その中で三輪素麺のフシを入れた事も書きましたので三輪素麺の紹介もしておきますね。

三輪素麺は、寒中手延式素麺として三輪族の穀主(たねぬし)と言われる方が始祖とされています。800年頃の話です。

今でも、三輪素麺は一流品です。ヒネの9キロ木箱の誉なんかは簡単に手に入りません。三輪でも昔からの方法で素麺を作っている家が少なくなっています。本当の本物の三輪素麺は、本当にごく一部やと思います。

三輪素麺と言っても、中の素麺は九州の島原産が多いと思います。それだけ、島原産の素麺の品質が高いからではありますが。三輪だけでは、三輪素麺の需要に見合う量の素麺が生産できないんですね。

で、このフシは大神神社(三輪さま)の二の鳥居の左側の小さなお土産屋さんで買った物です。ご主人に聞くと、本物の三輪素麺のフシだそうです。お願いすると中から素麺も出してきていただけますよ。値段も普通の店で買うより安いです。

フシとは、素麺を作る時に出る端なんですね。味噌汁や吸い物を作る時に、そのまま入れて3から4分煮てやると美味しく食べられます。

皆さんも、三輪さまに行かれる機会があれば、素麺のフシを買ってみてくださいね。

大変安くて美味しいですからね。