かさがたやまんのフォトダイアリー

丹波の山里から北播磨、兵庫丹波・京丹波の社寺風景を中心にお届けしています。

信貴山口駅(近鉄信貴線)

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皆さん、こんばんは。

信貴山準急が臨時列車として走る話と、信貴山口付近から見た大阪平野の話をしましたので、近鉄信貴山口駅の紹介をしたいと思います。

近鉄大阪線は、ご存知のように大阪上本町から伊勢中川までが大阪線です。伊勢中川で宇治山田方面に向かう山田線と、名古屋に向かう名古屋線が分岐しています。

山田線は、鳥羽までが鳥羽線、賢島までが志摩線と名前が変わります。これは元々宇治山田から鳥羽まで路線が無く大阪万博に合わせて鳥羽線を新しく作った名残なんですね。

ところで、近鉄は大正3年に奈良まで。大正13年に布施→八尾、大正14年に八尾→恩智間が開業しています。そして今回の山本→信貴山口が昭和5年に開業しています。

その時に西信貴鋼索線(ケーブル)も開業してるんですね。なんと、その時に高安山信貴山の間に鉄道も同時開業しています。(山の上を電車が信貴山まで走ってたんですよ、ビックリですね。しかし、ケーブルと山上の鉄道は戦争の為に昭和19年に廃止されてしまいました)

そんな歴史があって信貴線開業日の昭和5年12月15日にちなんで開業80周年記念列車が走るんですね。

ちなみに山上の鉄道線は復活しませんでしたがケーブルだけは昭和32年に復活したんですよ。

また、そのそれに合わせて登場した信貴山準急の話は服部川駅の記事に合わせて書く事にします。

信貴山口駅、本当に80年の歴史を感じる佇まいがありますよ。駅前は何も無い所ですが味わい深いですからね。

是非、記念列車に関係無くても一度いらしてみてくださいね。