かさがたやまんのフォトダイアリー

丹波の山里から北播磨、兵庫丹波・京丹波の社寺風景を中心にお届けしています。

FinePix S9100 インプレ

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皆さん、おはようございます。

昨日は、写真の事を書きましたが今日はカメラの事も書いてみたいと思います。

皆さん、デジカメって言うからカメラやと思ってるでしょ。確かに静止画を撮るからカメラなんですが、動かない絵を撮影するビデオカメラなんですね。

また詳しい話は、色々書いていきたいと思います。

で、昨日登場したフジのFinePix S9100 ですが、フィルム式のカメラに慣れた人間には非常に使いやすいカメラで、さすがにフジが作ったカメラやと感心します。

フィルムを使って撮影していた人間の気持ちを十分理解した設計がなされています。特に風景を撮るにはもってこいです。

まず、絞り優先で使いやすいので助かります。回転ダイヤルが一つあるので、絞り優先モードでは絞りの設定に使えますからね。そして、ここが一番大事な点ですが露出補正が設定しやすいんですね。

シャッターボタンのすぐ近くに露出補正ボタンがあって押しながら回転ダイヤルを回して設定できます。

それに、合わせてスポット測光中央部重点測光の切り替えも一発でできてAEロックボタンも使いやすいです。

これで、ストレス無く露出の設定ができるんですねえ。高級一眼レフよりずっと使いやすいと思います。

そして、ここが両刃の剣ですが、ファインダーが電子ファインダーなんですね。簡単に言えば小型のテレビです。情報が見やすい反面、ピント合わせがカメラ任せになってしまいます。

花の写真では、ピント位置の設定が重要ですから致命的ですが、逆に撮影される画像が直接確認できるので露出のかかりかたを見ながら撮影できる利点もあります。

その欠点を補うために可動式LCDモニターが付いてるので中版カメラのような使い方が似合います。

そして、白黒モードならディスプレイも白黒ですし、クロームモードまであります。昔のフジクロームのリバーサルの雰囲気の色調で撮れるんですね。

それに、アクセサリーシューまであって外光式ストロボが使えるんです。こんなカメラ、最新式カメラには無い機能ですよ。

それに、シャッターボタンにはケーブルレリーズまで使えます。

たぶん、デジカメから写真に入られた方には、ケーブルレリーズとか外光式ストロボなんて意味がわからないかもしれません。

それに、適度に大きくて持ちやすいボディーに広角側でF2,8あるズームレンズも昔の骨董カメラ親父にはたまらないカメラです。

書き出したらキリがなくなりますが、せっかく縁あって手元にきた愛機です。これを機会にまた活躍させてやろうと思います。

カメラも機械ですから、いっぱい使ってやる方がきっと喜びますからね。