水子と別れ その五
書庫、霊能者の憩いの場の中の水子供養の記事より一つの話になっております。時間があれば続けてお読みくださいませ。
そして霊媒の彼女は言いました。
愛娘が天国に行く時が来たと。
なんでやねん。
今までずっと一緒やったのに。
本当に本当にショックで涙が出てきました。
そして、愛娘が天国へ行く事の意味を考えました。頭では、なんとなくわかっていても悲しみが先立ってしまいます。
頭の中で事実を整理できない時間が過ぎました。
その時、霊媒の彼女が手元にあった紙切れに何かをしだしたのでした。
それは、突然の思いもかけない事でした。
彼女は、愛娘の顔を書いてくれていたのでした。
ああ、これだけでもいい。いつまでも一緒にいられると思いました。
そして、何日かかけて愛娘の姿が徐々に薄くなっていくのが霊媒には見えていたのでした。
でも、愛娘は最後までニコニコして何も言い残しませんでした。
そして、多くの霊を伴って完全に消えてしまいました。
最終話に続く
そして霊媒の彼女は言いました。
愛娘が天国に行く時が来たと。
なんでやねん。
今までずっと一緒やったのに。
本当に本当にショックで涙が出てきました。
そして、愛娘が天国へ行く事の意味を考えました。頭では、なんとなくわかっていても悲しみが先立ってしまいます。
頭の中で事実を整理できない時間が過ぎました。
その時、霊媒の彼女が手元にあった紙切れに何かをしだしたのでした。
それは、突然の思いもかけない事でした。
彼女は、愛娘の顔を書いてくれていたのでした。
ああ、これだけでもいい。いつまでも一緒にいられると思いました。
そして、何日かかけて愛娘の姿が徐々に薄くなっていくのが霊媒には見えていたのでした。
でも、愛娘は最後までニコニコして何も言い残しませんでした。
そして、多くの霊を伴って完全に消えてしまいました。
最終話に続く