かさがたやまんのフォトダイアリー

丹波の山里から北播磨、兵庫丹波・京丹波の社寺風景を中心にお届けしています。

私のくすり(1) レニベース

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皆さん、こんにちは。

私は、毎日15種類のお薬に助けてもらって生きています。

ご存知のように、4時間心臓が停止していたので心筋の壊死の状態が酷く9割以上死ぬと言う宣言をされたくらいです。

勿論、集中治療室で1ヶ月の間生死をさ迷いましたからね。そのうち、1週間は意識不明で二度と目覚める事が無く、誰もがそのまま死ぬものと思っていました。

ましてや、死ななくても腎臓をはじめ多くの臓器が多臓器不全に陥っているので、生きていても普通に暮らせる事なんて有り得ない超重傷患者です。

心臓も普通の人の半分も血を送る力が無いと思います。腎臓も完全にやられてしまってるので、首から人工透析していたくらいですからね。手からの人工透析は、心臓が耐えられないんですね。

でも、腎臓は99パーセント絶対死ぬまで人工透析という宣言にもかかわらず、腹膜透析の手術をする数日前に奇跡的に少し回復してくれました。それで、薬の助けをかりながらでも人工透析からは免れているんですね。

そして、肝心の心臓は二回のカテーテル手術で冠動脈に5本のステントが入っています。ステントと言うのは広げた血管を広げた状態に維持する金網状の管です。

ですんで、もうこれ以上治療する方法が無いのと、薬も凄い量を服用しているので、不摂生で病状を悪化させると死が目の前にやってきます。

前置きが長くなりましたが、私の飲んでる薬は飲むと何かが良くなる治療薬という薬より、飲まないと生命が維持できない崖っぷちの薬が大半です。したがって、きつい副作用のある怖い薬もあります。

そして、一つ目に紹介するのが、レニベース5mgです。この薬を朝食後に4錠服用します。

この薬は、ACE阻害薬という薬で血圧降下剤です。

心筋梗塞後や心不全がある患者に使う血圧降下剤です。この薬は、アンジオテンシン変換酵素阻害薬と言って血管を拡張して血圧を下げる薬なんですね。

レニベース5mgは、万有製薬の製品でマレイン酸エナラプリルという商品名です。高血圧症の第一段階から使う薬ですが、私の場合は心臓の動きを楽にするため処方されていると思います。

一口に、薬をいっぱい飲んでいると言ってもビタミン剤などを飲んでるわけではないんですね。

副作用としては空せきがでたりします。それに、重大な副作用としてショック症状や錯乱などが起こる危険性もある薬なんですね。