かさがたやまんのフォトダイアリー

丹波の山里から北播磨、兵庫丹波・京丹波の社寺風景を中心にお届けしています。

集中治療室のラジオ

皆さん、こんばんは。。。
 
今日は雨降りの大阪だったので、自宅で休養する事ができました。
 
不思議なもので、昼間に眠くなって寝るのはスッと寝れるんですけどね。
 
夜に寝る時は、もう一度目が覚める事ができるかなあって考えてしまう事が多いんですね。
 
なにせ、夜寝る時は夜飲む薬の影響もあるし、一日の疲れが溜まってるので息苦しかったり心臓がドキドキしてこのまま心臓が停まるんじゃないかなあって思ってしまう事も多々ありますよ。
 
病院に入院してたら停まっても安心感がありますけどね。
 
一人暮らしなので、ピンチにはどうしようかなって考えています。
 
まずは、携帯でスグに救急車を呼びますけどね。。。
 
きっと、一大事の時にも慌てる事は無いですが身体がどこまで動くかが勝負でしょうね。
 
体調がおかしいと思ったら、まだある程度元気なうちに救急車を呼ぶのが大事やと思います。私は、ちゃんと入院セットを常時用意してありますよ。
 
元家族は身近にいてますが、もう他人ですから一切世話にはなれませんからね。
 
本当に、病気になったらよくわかるって事はいっぱいあります。
 
若いうちに1回入院経験をしておくのも無駄じゃないと思います。
 
大きな怪我や病気をしてる人の方が、病気になった時に冷静なように感じますからね。
 
さて、集中治療室での1ヶ月で苦しかった思い出です。
 
それが、ラジオなんですね。
 
なぜラジオが苦しいんやって思うでしょ。
 
それは、ラジオが伝えてくる話題が別世界の話なので聞いてて気持ちが重くなってくるんですね。
 
なにせ、私は手術後1週間意識不明やったでしょ。それに記憶喪失になっていますから、ここがどこかわからなかったんですね。
 
もちろん、いまがいつかもわかりにくかったですしね。
 
ただ、一方的に流れてくるラジオの話題を聞いてるとシンドイんですよ。
 
本当に浦島太郎の状態で、今はいつ?ここはどこ?って感じになっているんですね。
 
ですが、看護士さんは親切心で退屈しないようにって思ってラジオをつけましょうねって言ってくれるのがわかりますからね。
 
無理に断るのも悪いなあって思ってしまうところです。
 
それよりも、ちゃんと喋る力が回復していなかったので断る力も残っていなかったんやと思います。
 
そして、時間の感覚が無い世界にいるのにラジオには時間がキッチリ流れているでしょ。それが、イライラしてくるんですね。
 
なにせ、ベットに縛りつけられた状態で、わずかに首を傾けて見れる範囲の世界がすべてですからね。
 
窓自体が無いので天気の移り変わりや時間の移り変わりも把握しにくい世界です。
 
でも、1ヶ月もいると遠くにある窓の方から伝わってくる明かりの具合や、看護士さんの勤務の様子から時間を感じとれるようになってきますけどね。
 
皆さん、入院したら退屈やからテレビがずっとついてる方がいいやろうと思うでしょ。
 
本当の重病人には、かえってしんどいものなんですよ。
 
そっと静かに寝てるほうが休まりますからね。
 
集中治療室を出て一般病室に移っても隣の人のテレビの音がしんどかったですからね。
 
皆さんも、入院したりお見舞いに行ったときにテレビの音には気をつけてあげてくださいね。
 
きっと、一生懸命病気と闘っている人の中には音が苦痛になる人もいてますからね。
 
 
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