かさがたやまんのフォトダイアリー

丹波の山里から北播磨、兵庫丹波・京丹波の社寺風景を中心にお届けしています。

トイレに行ける幸せ

皆さん、こんばんは。。。
 
昨日はちょっとお休みしましたが、最近は心筋梗塞で心肺停止で死んだ時の事を書いているので今夜も書いてみたいと思います。
 
さて、心臓が4時間停止しつつ手術で再び鼓動を始めたわけですが、1週間意識不明で意識が戻らなかったんですね。
 
そして、心臓がダメージを受けたのと同じ位腎臓もダメージを受けました。
 
それから1ヶ月も集中治療室から出ることができなくて、その間にも危篤になったくらいやったんですね。
 
皆さん、集中治療室では寝てるって思うでしょ。
 
あれは寝てるんじゃないんですね。
 
寝てるんやったら楽なんですが、縛りつけられてるのと同じなんですよ。
 
なにせ、両腕には何本もチューブが刺されていて動かないように添え木で固定されていますからね。
 
もちろん、足にも人工透析のチューブを接続できるようにしてあるので、普通に動かすなんてまったくできないんですよ。
 
本当に、上をずっと向いたまま500時間くらい過ごしたんですね。
 
首が左右に少し動かせたくらいのものなんですね。
 
皆さん、入院してもトイレだけは世話にならずに自分で絶対行くって思ってるでしょ。
 
そんなこと、いざとなったら通用しませんからね。
 
動けない者がトイレになんか行きようが無いでしょ。
 
だって、毎日の体重測定も寝たまま何人かがかりで天秤のような機械で測るんですからね。
 
想像ができないような世界なんですよ。。。
 
普通は、手術後に集中治療室に入る人でも3日くらいですからね。
 
1ヶ月もの間集中治療室に入ってるって事は、ほとんど生きて出られないって事ですからね。
 
そして、もちろんトイレなんて行けるわけがないでしょ。
 
全部、ベットの上で動きもできずに寝たままでするんですからね。
 
ただ、小の方はチューブを挿してあるので勝手に溜まるようにしてありますよ。(これは、手術の経験のある人は経験があるかもしれませんね)
 
でも、大の方は看護士さんか、看護助手さんに取ってもらわないといけないんですね。
 
おしめの方が大変なので、したくなったらスコップみたいな道具をお尻に当ててくれるんですね。
 
もちろん、パンツなんて物ははけるわけがなく、フンドシみたいなものをさせられて寝かせられてるんですよ。
 
ですけど、大も小も出ないと死んでしまいますからね。
 
腎臓が完全に停止すると、小を出したくても出なくなるんですから出るだけ幸せです。
 
大もまったく同じで、出ないと大変な事になりますからね。
 
皆さん、そんな事絶対嫌やって思うのなら健康に気をつけて入院しないといけないようにならない事が一番ですからね。
 
もし入院して、そのような事態になったら気持ち良く看護士さんや看護助手さんのお世話になってくださいね。
 
その方が助かる確率がずっと上がると思いますよ。
 
看護士さんや看護助手さんと仲良くなって迷惑をかけないようにしてる方が、ずっと過ごしやすいですからね。
 
そうして私は1ヶ月の集中治療室での経験を乗り切りましたよ。
 
皆さんも、普段から入院した時は恥ずかしがらずに素直に世話になろうと覚悟しておく事が大切やと思いますよ。。。
 
 
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