かさがたやまんのフォトダイアリー

丹波の山里から北播磨、兵庫丹波・京丹波の社寺風景を中心にお届けしています。

経営者って・・・

皆さん、こんばんは。

私は、心肺停止して死ぬまでは小さいながらも自分で商売をしていました。どんなに小さな商売でも経営している事には変わりないです。

経営者って、周りから見ていると華やかです。売上だけをみたらすごいお金持ちに見えるでしょ。私も1人で年商3000万円以上売っていましたからね。手元には、やっぱり3000万円のお金が通過していきます。

でも、それは通過していくだけで利益ではないんですね。普通の人は入ったお金の計算はできても出て行くお金の計算ができません。

とらぬ狸の皮算用っていいますが、普通の人は入るお金の計算はキッチリできても出て行くお金の計算は甘い人が多いです。

その上、会社となると本当に目に見えないお金が出て行きます。

本当に経営者っていう仕事は気の休まる時がありませんからね。絶えず周りに気を配っていないとダメです。

お客さま、仕入れ先や社員の事、資金繰りの事まで考え出したらキリが無いんですよ。

で、質素に暮らしてたらいいかというと逆の場合もあります。

周りに与える事で徳を積んでいないと、いざとなったら助けてくれませんからね。

一人いい思いをしてたら恨まれて足をひっぱられる事もあります。

お金を使う事で、よりお金が回ってくるように先行投資していく事も大事です。でも、過度に付き合いに頼った商売をするのも危険なんですね。絶えず、自分自身に対して節約する所は節約していないと本当にはお金は残っていかないと思います。

ですから、経営者ってお金持ちやからいいなあって事ないですからね。その分、強靭な精神力を要求されます。(死んでも死なないくらい強くないといけないかもしれませんよ)

ですから、にわか経営者じゃなく本物の経営者は、凄く努力をした結果として目に見える部分が華やかだという事もわかっていないと大変な事になります。

皆さんも、容易に経営者になると酷い目にあいますからね~ 。

一時的に儲けて華やかな暮らしをするのは意外とできるもんですが、コツコツと維持していく事が意外と難しいですからね。