かさがたやまんのフォトダイアリー

丹波の山里から北播磨、兵庫丹波・京丹波の社寺風景を中心にお届けしています。

法螺貝(ホラ貝)ほしい~

皆さん、こんばんは。

皆さんも楽器を演奏してみたいなあって思う事があるでしょ。

私は、ギターは弾かないんですがピアノは習ってたんですよ。でも、一番大好きなのは吹く楽器です。

空き瓶なんかがあると、スグに吹いて鳴らしてみます。同じ瓶でも、大抵低い音と高い音の2種類は吹き分けられます。

中学校の時は、リコーダーを吹くのが大好きでした。ピアノを習ってたのもあって、中学校の時の音楽の成績が10段階の10やったんですよ。大阪市内の中学校やったんで当時で1学年に400人はいたと思います。その内、10をもらえたのは2人だけでした。音楽が10やったのが今でもいい思い出です。(なにせ、どうせやるんやったら他人と違う事をしたい天の邪鬼な性格ですからね)

それに、小学校、中学校の先輩に谷村新司さんがいます。一度だけですが、谷村新司さんが歩いておられるのを見かけました。(もう30年くらい前の話ですけどね)

話が脱線してますが、ついでに以前にフルートを吹かせてもらった事があるんですが初めて持った人は音が出ないと言われてたのが本当に一回で普通に吹けて凄く驚かれた事もありました。

それから、長年音楽とは関係無い生活でしたが、仏教の勉強をする中で山伏の法螺貝がいつも気になって仕方ありませんでした。

だって山伏の姿も格好いいですが、山の上で法螺貝を吹き鳴らしたら本当に気持ちいいに違いないですからね。

で、なぜか何回も自分が山伏の姿をして出掛ける夢を見てたんです。それは、心臓が停まる以前の話です。

それで、いつか法螺貝を持った瞬間に吹き鳴らせたら、きっと山の神様が呼んでおられるんやろうといつも考えていました。

ところが、思いがけなく去年の初夏に吉野山に出掛けた時の事です。お土産物屋のおばさんが客寄せに法螺貝を吹いてみろと声を掛けてくれました。(法螺貝を吹かせて、いかに鳴らないものか試させて興味をひこうという作戦です)

ついに、法螺貝を手に持つ事ができると内心大喜びでした。それには、持った瞬間に完全に吹き鳴らせたら山の神様の縁があるのを確かめたかったからです。

結果は・・・

完全に、低音も高音も完全に吹きこなせました。あの山伏の法螺貝の音色です。本当に気持ち良かったですよ。♪♪♪

でも、土産物屋のおばさんは化け物を見るような目で後退りしていました。だってテレビで放送していましたが、吹けるのに3年かかるって言ってましたからね。

きっと、吹いてやろうと思う気持ちがあると鳴らないんやと思います。諸仏や山の神様への供養の気持ちが無いと法螺貝を吹く意味が無いですからね。

気持ち良く吹けるのがわかったので、マイ法螺貝が欲しいなあって思うこの頃です。