かさがたやまんのフォトダイアリー

丹波の山里から北播磨、兵庫丹波・京丹波の社寺風景を中心にお届けしています。

事務所の家賃

皆さん、こんにちは。

私が心臓が停まったのは正月明けでした。

前年の大晦日まで苦しみながら必死で仕事をしていたらしいです。(心肺停止した時に記憶喪失になって思い出せません)

そして、1週間の意識不明、1ヶ月の集中治療室での絶対安静と3回の危篤、そして3ヶ月の入院生活の後に退院したのでした。

運がいい事に、病気が心筋梗塞だったので生命保険から何百万円か保険金がおりました。(死んでたら何千万円だったので元家内は死亡の方が良かったそうです)

ほんと、家族には生き返って悪い事をしました。(笑)

それで、明日生きている保証も無いような状態なので会社を続ける事など考えられません。ですから、会社の廃業届けを出して事務所の整理をしないといけません。

でも、倒れた時のまま放置されてある事務所ですし記憶喪失もあって状況の把握さえもできていません。

でも、退院したと言っても立つ事さえままなりませんし、ひどい吐き気で辛い状態です。事務所の片付けなんて到底できる状態ではありません。

でも、事務所の僅かな家賃が勿体ないんですね。スグに片付けて返すって言われました。奈良の事務所まで行く力さえも無かったので凄く辛かったです。

吐き気で食事もちゃんと食べられませんでしたしね。

でも返す事は命令です。逆らう訳にはいきません。それで、死にそうになりながら何日かで全部片付けて返してしまいました。

心臓が停まるまでは一度も来た事も無いし仕事を手伝ってくれた事も無いのに、いざ片付けるとなると必死です。

商品や備品など、自分達の欲しい物だけ意気揚々と持って帰っていらない物は捨てられてしまいました。

僅か何万円かの家賃ですから、1ヶ月だけ待って欲しかったです。 心臓が停まってやっと退院した身体には凄く辛い作業でした。

やっぱり死んだぐらいではダメで、まだまだ搾り取られるんやなあって思いました。(笑)