八尾空港の風景(八尾駐屯地編)UH1-H 41711 part4
皆さん、こんばんは。。。
今夜も、昨夜に引き続いて八尾空港(八尾駐屯地)で以前に撮影した今は退役して見られないUH1-Hヘリコプターの姿をお届けしたいと思います。
今夜紹介する機体も41711号機ですが、41711号機の写真は今夜で最後です。
今夜紹介するのは着陸風景ですが、ヘリコプターはどこからでも離陸するのではなく、決まった離着陸点まで移動して管制官の指示によって離陸していきます。
着陸も同様で、一旦離着陸点に向けて着陸してきて地上を駐機スポットまで移動していきます。
そして、なにげに駐機しているように見えますが、駐機スポットは場所がきちんと決まっていて地面には機体のアースがとれるようにアースポイントが設けられています。
そして、9枚目の写真を拡大して見てみると41711号機の手前にUH1-Jヘリコプターがいてエンジンの始動準備をしていますが、整備員と電源車の後部が写っています。電源車には中方ヘリ-2と書いてあるので、写っているヘリコプターは中部方面ヘリコプター隊第2ヘリコプター隊所属機とわかります。ヘリコプターは、始動するときは電源車をつないでモーターに電源を送って始動します。
それと、UH1-HヘリコプターとUH1-Jヘリコプターでは側面後部ドアの前側の窓の形式が変わっているんですが、それも9枚目の写真で確認できます。そして、メインローターのシャフトがUH1-Hでは銀色ですがUH1-Jヘリコプターでは黒色に変更されているのもわかります。
そして、最後の写真には着陸して整備中の姿が写っています。エンジンカバーを開けて3人の整備員が整備していますね。ヘリコプターは墜落すると大事故になるので、入念に整備しています。それでも八尾駐屯地では墜落事故があったんですが、その事故はUH1-Hヘリコプターだったようですが、整備後の試運転時の事故だったようです。
ヘリコプターの整備員は1機ごとに担当が決まっていて航空自衛隊の戦闘機などと同じです。そして、整備完了した機体は、試運転で離着陸点まで移動してホバリングして異常がないか入念に確かめます。それは、大阪府警航空隊のヘリコプターも同じです。
八尾駐屯地での墜落事故は、飛行中の墜落ではなくて試運転時に機体がバランスを崩しての破損なので、テスト結果として不具合箇所があったことが判明したということで、きちんと整備しないで飛ばしたのとは全然違うと思います。
では、今夜もUH1-Hヘリコプターの姿を楽しんでくださいね。次回からは、UH1-Hヘリコプター41733号機(133号機なので最終号機です)の姿をお届けしますよ。
(写真) ニコンD200 Sサイズ&ファインモード
DXニッコール 55~300ミリ F4.5~5.6 VR
2011年12月撮影
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